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吹田ジュニアオケブログ

2020.07.13

7/13(月) 読売新聞(関西版)夕刊に初回練習の様子が掲載されました!

 最初にお話させていただいた時から大変興味を持って取材してくださった読売新聞大阪本社文化部の青木さやかさんが、吹田ジュニアオーケストラのことをこんな素敵な記事に書いてくださいました青木さんご自身も声楽をされるので音楽に対して大変ご理解が深く、またお仕事をしながら子育てもされておられますのでジュニアオーケストラに興味も持ってくださっています。
青木さま、ありがとうございました子どもたちも喜びます!

2020.07.12

第2回目の練習が終わりました!

2回目の練習が行われました。
初回と比べ、ずいぶん落ち着いた雰囲気の中でゆっくり丁寧にお話や笑いを多く交えながら進みました。


 前回慌ただしすぎてできなかった自己紹介をゲーム形式でスタート!「○○(食べ物)が好きな△△さんの隣の、××(やっぱり食べ物)が好きな□□です。」「○○が好きな△△さんの隣の、××が好きな□□さんの隣の☆☆(また食べ物)が好きな◇◇です。」と繋ぎながら少しずつ増えていき、最後の11番目のお友だちは前の10人分のを全部覚えて自己紹介しなければいけませんでした。女子はかわいい!イチゴにブドウ、モモ…パンやビーフシチューも。それに対して男子は、餃子に蒲鉾にチャーハンに漬物など…アテになりそうな食べ物ばかりで、保護者の皆さんも爆笑。和やかな雰囲気です。
 
 さて、今回のメイン指導者はヴィオラ奏者の井野邉 大輔先生です。金関先生はVlaに持ち替えて、主に低音パートを演奏面でアシストしていただきました!
 N響で長年研鑽を積まれ、現在大阪フィルや仙台フィルでVlaセクションを牽引する井野邉先生のご指導は、アンサンブルのエキスパートだけあって、ヴァイオリンを弾く子どもたちにはダイレクトに得るものが多かったように思います。特に、アンサンブルの作り方は興味深く、ベースラインの掴み方やリズムの感じ方、遅れた時の対処法、与えられた音の中で相手が弓を返す気配を感じながら自分の次の音に移るタイミングを図る…など、耳の使い方や自分以外の奏者を尊重する点も強調されていました。「自分の世界に入り過ぎない」という言葉も指導中何度か聞かれました。
1つのフレーズを弾くだけでも気を付けるべき点が沢山あり、プロの演奏レベルの高さや様々な配慮に驚かされます。
 井野邉先生には首尾一貫して、音楽だけでなく周囲に対する愛情、気配りが感じられますが、そういう姿勢は舞台に立つ一人の「人」としても見習う点がたくさんありますね。
 
 子どもたちにはやはり前回同様あっという間の2時間だったようですが、指揮者からの指導、弦楽器奏者からの指導があり、阪 哲朗先生も「先生によって違うのもおもしろい点で、答えは1つではない」と仰っているように、色んな角度から演奏行為を捉える必要性を教わったように思います。
 
 第3回目は、再び阪 哲朗先生、そして金関 環先生のご指導です。今日学んだアンサンブルの作り方を身に付けて、少しずつ生かせますように。。。子どもたちの成長を楽しみにしています。
 
 ←門外不出の秘策の奏法を披露して嬉々とする井野邉先生
 

2020.06.28

吹田ジュニアオーケストラの誕生日

「今日は、吹田ジュニアオーケストラの誕生日で0歳になりました。」

愛らしい言葉でこのの日記を綴ってくれたのは、吹田ジュニアオーケストラに入った小学2年のSちゃんです。今日産声を上げたばかりの子どもたちのオーケストラは、小学生クラス8名、中高生クラス6名で始まり、体験に来たお友達3名も全員入団することになりました。全員ヴァイオリンです。
 初回ということもあり、現役音楽家として第一線で活躍する指揮者の阪 哲朗さん、ヴァイオリンの金関 環さん、ヴィオラの井野邉 大輔さんの指導陣も忙しいスケジュールをぬって勢ぞろい!そこに、アンサンブルを支えるチェロ・コントラバスの奏者が、同じ吹田で活動する吹田市交響楽団関係から助っ人で来てくださいました。
  イスに座ると床にまだ足も付かない子どもたちが、楽器と事前に渡された譜面を手に集まり、まずは小学生クラスから始まりました。様子を見ながら恐る恐る鳴り始めたぎこちないアンサンブル…指揮の合図で入ることも知らず、たちまち崩壊。
 

「呼吸しましょう。1、2、3、ハイ!」「速い!速い!」「ピアノっ(弱く~)」「アレグロって何?」

 小学生を指揮するのが初めての阪さんも、あの手この手と言葉を選びながら子どもたちとの共通語を探す…一緒に、第1ヴァイオリンに井野邉さん、第2ヴァイオリンに金関さんが入ってクリアな音色で強力に支える…子どもたちはプロの要求するレベルの高さに危機感を抱きながら、言葉ではなく五感をフル活用して感受し、訳の分からないまま必死に食らいついて行く…たちまち音楽が変わっていく様に見ていた保護者たちも圧倒されました。
 
 そして、中高生クラスのお姉さん、お兄さんたちが入ってきました。両クラス合同で憧れの楽曲、パッヘルベルのカノンです。今度は3パートに分かれて順番にスタート!ボリュームの増した弦の響きにアンサンブルの醍醐味を感じます。それぞれのパートが1つの音楽に成り立っていく瞬間、練習会場は子どもたち、保護者、指導者、スタッフ、それぞれの立場で「感動」を享受できたように感じます。
 
 怒涛のような小学生クラスの練習が過ぎたかと思えば、今度は弦楽合奏の真骨頂、モーツァルト:アイネ クライネ ナハトムジークに中高生クラスのみんなが臨みます。ヴィオラを井野邉さんが演奏し、金関さんはヴァイオリン全体をフォローします。…阪さんの容赦のない細かい指示が飛ぶ!小学生クラスより要求レベルの高い演奏に、やっぱり子どもたちは必死に対応していく、そして生きた音楽となって輝き始める…
第1楽章のみで予定していた時間が全く足りませんでした!
 
 2コマ目はイギリスの古典情緒で始まるP.ウォーロック:カプリオール組曲。全6曲ある中で、全部譜読みできていない子どもたちが少しずつ離脱、薄くなったアンサンブルに更に緊張が走ります。中高生クラスでは譜読みできずに練習に臨んだ時の焦りや不甲斐なさ、後悔を感じた子どもたちも少なくなかったようです。最後まで通った時はそれなりの達成感がありました。

 初回は、それぞれの立場でいろんな発見や驚き、成長や感動がありました。特に、音楽が忽ち変わっていく様子はとてもおもしろく興味深かったようです。阪さんの指揮は子どもたちに難しいのでは?と感じていたのは全くの誤解で、専門用語や言葉が分からないことはあっても、言っていることが理解できないということはなかった、と子どもたちならではの柔軟な感性でしっかりと受け止め、今の自分ができる最大限の努力で音楽に向かってくれたようです。ちょうど外国の人たちとコミュニケーションを取る時、お互いの言語が違う中でも表情を汲み取ったり、身振り手振りから推測したり、何か必死に理解しようとする時の態度と同じなのかもしれません。
そんなことが最初から、いとも容易くできる子どもたちに大きな可能性を感じた初回…中では、分からないところ、間違ったところなどをお互いに助け合う様子も見られました。
 

 また、保護者の皆さんも子どもたちの様子をハラハラしながらもじっと見守り、何か言うわけでもないのに、窓を開けるのを手伝ってくださったり、片づけをしてくださったり、この活動をしっかりと支えてくださりありがとうございます。
 
 次回7/12は、ヴィオラ&ヴァイオリンの井野邉さんをメインに、金関さんとご一緒に、弦楽器奏者の立場で今日の指導内容を楽器ではどう弾くのか、噛み砕いてご指導予定です。こちらも期待「大」です。
 これから色んなことがあると思いますが、ベクトルの向きを揃え、目標に向かって試行錯誤を重ねながら到達していきたいと思います。また、自分たちの演奏行為に固執するのでなく、音楽が社会の中でどうあるべきなのか、人々の世界遺産である「音楽」の役割を感じながら広い視野で活動していきたいと思います。

 皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

2020.03.01

はじめまして。吹田ジュニアオーケストラです

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