吹田ジュニアオーケストラ活動目標
～ 吹田ジュニアオーケストラの活動目標 ～
みんなの世界遺産“音楽”は人を育み、人と人との縁を繋ぎます
by D.Inobe
誰もが気軽に子どもたちの奏でる音に触れられる、地域に根差したオーケストラ
吹田ジュニアオーケストラは、原則的にリハーサルを全面公開し、地域イベントに積極的に参加する予定です。そうすることにより、地域の人々に認知され親しみを感じていただくことができ、子どもたちは単に自己の技術の向上に固執するのではなく、音楽が人と人をつなげコミュニケーションを育むものだということを理解し、広い視野で音楽や演奏行為を捉えられるようになります。地域での様々な活動を通じて、社会性や自主性、地域への愛着を持つこともできます。
また、地域の人々にとっては、気軽に子どもたちのフレッシュな演奏に触れられ、プロの的確な指導によりアンサンブルが精緻に重なり、絶妙なバランスで作られていく様をつぶさに感じられます。
皆で教え合い、助け合う時間を大切に。
昨今の子どもを取り巻く音楽事情の一端にコンクールがあります。それぞれが与えられた機会にベストのパフォーマンスを披露する反面、間違いや自由な感性での演奏は許されず、指導者や保護者が周囲の動向にまで注視する現実も無視できません。
子どもたちには伸びしろがあり、その個性や成長のスピードは様々です。吹田ジュニアオーケストラでは子どもたちの自主性を重んじ、将来的にシーティング(席順)も概ね子どもたちの話し合いによって決めていけたら…と考えております。それぞれのポジションを理解し合い、自分の能力を最大限に引き出し、心を１つに合わせて演奏することを目指します。
互いに教え合い、助け合い、補い合う…新しい時代に活躍できる人間性を、オーケストラ活動を通じて育みます。
現役のプロの音楽家やクラシック音楽を身近に感じて・・・
良い音楽、良いオーケストラを作るための良い講師陣…関西にゆかりの現役プロの音楽家が指導します！
マスコミへの露出がなくても、プロの団体に付随した組織でなくても、音楽や楽器が好きな子どもたちが自分の暮らす地域で最高レベルの指導を身近に受けられる環境を整えました。
講師陣は、それぞれが培ってきた知識や経験を次世代に１つでも伝えたい熱意と愛情を持った人たちです。彼らの人間性に触れ、プロ奏者やクラシック音楽を身近に感じ、豊かに学べることを目指します。
地域への文化貢献
ジュニアオーケストラの定期演奏会などで、講師陣による演奏や指揮講習会なども並行して企画開催することを想定しております。ジュニアオーケストラの活動を通じて、吹田市民や近隣地域の人たちが気軽に芸術文化に親しめる環境を創出します。
